「やさしい日本語」でつながるまちへ ~観光地鎌倉で出会いと学びの講座~

「このことについて誰かに話したい。」

外国語を勉強した人なら誰でもこのような気持ちを抱いたことがあるはずです。


日本に来る外国人の多くは日本語を学んでいます。やっと日本語で話しかけたと思ったら、すぐに英語で返される、という光景を私たちは何度も目にしてきました。

「日本語でコミュニケーションを取りたかった…」

実際、このような考え方を持っている学習者はたくさんいます。

鎌倉は世界中から人々が訪れる観光地です。

特定の日、特定の場所で交わされた小さな言葉が、相互理解の関係の始まりとなることがよくあります。

観光客と地元の人々が日常生活の中で自然に挨拶を交わすことができれば、そのコミュニケーションは災害時の「相互扶助」や生活における「相互支え合い」にも広がります。


この講座は、「やさしい日本語」を通じて、みなさんの日常生活の第一歩を応援することを目的としています。

「やさしい日本语」とは何ですか?

「やさしい日本語」は、難しい言葉や敬語を少し変えるだけで、誰でもすぐに使える日本語です。特別なスキルではありません。

このコンセプトは、1995年の阪神・淡路大震災後に弘前大学の研究者によって初めて提唱されました。それ以来、災害救助だけでなく、観光、医療、ホスピタリティなどさまざまな分野で注目が高まっています。


言語の楽しみをもっと自由に

私自身、英語と中国語を学ぶ中で、言語の壁を越えて人々とつながる喜びを深く体験しました。

3つの言語を行き来する過程で、日本語の面白さやユニークさも発見しました。

この授業では、そんな「私にしかできない言語体験」を皆さんと一緒に楽しみ、コミュニケーションの第一歩を見つけていきたいと思っています。

実践的な演習もあります!

なんと、2回目のレッスンからは台湾からゲストをお招きし、実際に「やさしい日本語」を使って会話をしていただく予定です!学んだことをすぐに実践できる絶好の機会です。


まずは「やさしい日本語」を知ることから始めましょう。

私たちと一緒に、人々が心地よく会話できる街づくりをしませんか?

私が最も大切にしているのは、言葉を通して人々が再び出会い、理解し合えることです。観光地である鎌倉では、英語と中国語の観光ガイド、日本の防災支援、そして「やさしい日本語」の普及活動にも力を入れています。


「観光客」や「外国人」ではなく、目の前の「人」と向き合うこと。優しい言葉が、思いやりのある街を創ると信じています。

この講演が皆様にとって一歩を踏み出すきっかけとなれば大変嬉しく思います。

【湘南ひとまち】でもご紹介してもらいました!
https://kamakura-hitohako.com/9-27-やさしさにほんご/

★★★日本人のための「やさしい日本語」を学ぶコースです。